QC検定ってどんな資格なのか?どんな知識が必要なのか?という声を聞きます。
製造業だけなく働く人は知っておく必要がある内容がQC検定になります。
どんな業種でも品質は重要で一番優先しなければならないのが品質です。
QC検定3級はどのようなものなのかを解説しますので、QC検定を持っていない方は是非チャレンジしてください。
勉強方法については下記記事をご覧ください。
QC検定とは
品質管理検定(QC検定)は、
品質管理に関する知識をどの程度持っているかを客観的に評価を行うものです。
製造業だけなく働く人は知っておく必要がある資格で1級から4級まであります。
日本の企業では、品質管理がされており、品質管理を実施するためには意識、能力、改善能力が重要で
品質管理能力、改善能力といった能力を発揮するために一番の基本となるのは品質管理に関する知識。
最大の目的
最大の目的は下記3つを実現するために必要な知識です。
・会社が定めた
・製品、商品の出来栄え
・維持、向上する。
各級の能力レベル
1級/準1級
部門横断の品質問題解決をリードできるスタッフ、品質問題解決の指導的立場の品質技術者
※品質管理のプロフェッショナル
2級
自部門の品質問題解決をリードできるスタッフ、
品質にかかわる部署(品質管理、品質保証、研究・開発、生産、技術)の管理職・スタッフ
※品質保証業務スタッフ
3級
業種・業態にかかわらず自分たちの職場の問題解決を行う全社員
(事務、営業、サービス、生産、技術を含むすべての方々)、
品質管理を学ぶ大学生・高専生・高校生。
※自部署改善を実践スタッフ
QC七つ道具・新QC七つ道具で パレート図や特性要因図など数値解析、情報を整理する
親和図法やマトリックス図法
4級
初めて品質管理を学ぶ人や新入社員、社員外従業員、初めて品質管理を学ぶ大学生・高専生・高校生
※これから社会人として活躍する方
受験資格と受験者数推移
受験資格
受検者数推移
私が勤務する工場も全員QC検定3級取得を目標に挙げています。
合格基準について
合格基準ですが級が上がるに連れて難易度が上昇し、1級の場合一次試験合格のみは準1級という事になります。
1級
一次試験(手法分野、実践分野):各分野の得点が概ね50%以上であること。
および、総合得点(手法分野+実践分野)が概ね70%以上であること。
二次試験(論述):得点が概ね50%以上。 総合得点(一次・二次試験の合計点)が概ね70%以上。
★準一級 1級試験の合格基準の内、「1.一次試験」のみ満たした場合。
2級/3級
出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野概ね50%以上。 総合得点概ね70%以上。
4級
総合得点概ね70%以上。
合格率
受験料はどれくらいか
受験料は日本規格協会グループにある、税込み金額で各級併願も出来ますが併願はオススメしません。
一つの級で集中して受験する方が良い結果が出やすいです。
個人申込/団体A | 団体B割引受検料 | |
1級 | 11,000円 | 9,350円 |
1級(一次試験免除) | 8,800円 | 7,480円 |
2級 | 6,380円 | 5,500円 |
3級 | 5,170円 | 4,400円 |
4級 | 3,960円 | 3,300円 |
1・2級併願 | 15,730円 | 13,420円 |
2・3級併願 | 10,450円 | 8,800円 |
3・4級併願 | 8,250円 | 6,930円 |
準1級と認められた方の1級受検 | 10,450円 | 8,800円 |
試験日と試験時間について
試験日について
毎年2回開催され9月と3月に試験が行われます。
コロナ影響で変動する可能性がありますので下記アドレスで確認する必要があります。
試験時間について
まとめ
QC検定の各級について紹介しました。
皆さんが目指す級について参考になったと思います。
是非受験して日々の改善に結びつくようにお互いに取り組みましょう!
コメント