4月に入り年度が替わりました。
昨年度方針管理や個人目標のまとめが終わったら
直ぐに新年度の目標値設定を行わなくてはなりません。
3~4月、9~10月は半期、年度での行事が目白押しです。
組織変更の影響も受けながらの業務となります。
私が勤務してい会社も例外ではありません。
製造業一般職の目標値について解説したいと思います。

年度末、年度初め、期初、期末は
サラリーマンにとって一番忙しい季節です。



それは、業務目標の結果や振り返りを行って
新たな目標設定等をするからですよね。



その結果によってボーナスや給料にも影響があるからね。
自分自身の成長もして行かないと変化に対応出来なくなってしまいます。
現状維持というのは競争に負けてしまいますから
我々一般職にも目標設定が必要なんです。



この記事は一般職の方へ
自分の目標設定の大切さを紹介した記事です。
その他、ビジネス系記事はこちら
会社方針、上位方針とは



会社方針や上位方針は下記内容を決められて私たち一般職に降りてきます。
どの職種でも売上げ、利益目標値が示されます。
その後は業種により目標や施策がそれぞれ変わってきます。
製造業の場合は
・財務的な目標値(売上げ、利益)
・達成する施策に洗出し(品質目標、稼働率、ムダどり、新規技術)
・実行するための検討(工程別、顧客別、スキルUP等)



待ちではなく、先に決めておく



会社方針や上位方針が無いと正式な目標値設定は出来ないですが
過去の傾向から見た会社方針や上位方針はある程度理解出来ていると思います。
その経験から先に自分なりの項目や目標値をザックリと決めておくと非常に楽です。
基本的に前年度方針が基礎となって今年度目標が設定される傾向です。
一般職の場合は方針管理の業務を行わない会社もあるかもしれませんが
自身のボーナス査定や昇給査定にはどんな事で貢献したかをアピールするのにも必要です。
なぜ目標値が必要なのか



モチベーション維持や向上するために必要です。
漠然と品質管理や稼働率向上活動を行っても自分達がどの位貢献しているのか?
努力をしているのに目標値が無かったらモチベーションが上がらない。
また目標値妥当性も分からないままで取り組んでも効果が薄くなるためです。
また、それぞれがやらされ感になってしまう可能性もあります。
目標値を決めるという事は現状把握も行われている事を示しているし
現状把握していない場合はする必要がある。
この現状把握は会社や上司の出している数値でも確認出来るハズです。
目標値の決め方



目標値の決め方ですが基本的に下記から構成されている。
・何を(What)
・いつまでに(When)
・なぜその目標値なのか(Why)
何をやるのか、いつまでに、なぜその目標値なのか
これら3点を常にセットとして考えましょう。
努力の積み上げを目標に乗せて実施して行くことにより事業貢献するという事です。
コスト削減、生産性向上、品質向上、人材育成等の内容で柔軟に目標設定しましょう。
上司とのコミニュケーション



設定した目標値について必ず上司とコミニュケーションを取り
目標値が妥当なのか話をして擦り合わせを行いましょう。
また、毎月の進捗を報告し進捗管理、目標到達度等を報告し
場合によっては目標値修正などを行い、進めて行きましょう。



定期的に進捗報告
上司とのコミニュケーションで大事なのは
定期的に進捗報告を行い問題点や悩んでいる事を共有する事です。
それが無いと問題無く進んでいると認識されますし、
問題があった場合の方向性や意見が違う可能性があるので
必ず定期的に報告する事をおススメします。
面談が良いですが出来ない場合は資料提出でも良いです。
上司や同僚を巻き込む
定期的にコミニュケーションを取るという事は
良い意味で上司を巻き込んでいるという事です。
上司を巻き込んでいるという事は先輩、同僚、後輩も巻き込んでいます。
色んな意見を貰い違う目線での改善策が出てくる可能性があります。
また協力してくれる先輩や同僚、後輩も出てきます。
ネガティブ意見はスルー



仕事は常に進化する物で競合他社との競争です。
今まではこうだったからという方は存在価値が無くなっていきます。
前に進むという意思が重要です。
ネガティブ意見はスルーする事が非常に重要です。
職場では現状変更をするのを嫌う方がいます。
様々な理由があると思いますがネガティブ意見はスルーが基本です。
もし言われたら聞いているようにしてすぐ忘れる。
心の中で「気の毒に」「可哀そう」と思えれるくらいで良いです。
考えられる理由は
・今まで業務改善をしていない
・自分の仕事が減る
・変化が嫌い
・自分のやり方が一番と思っている。(幻想している。)



半期、年度の成果を確認



月次、1Q毎、半期、年度での効果確認を行いましょう。
品質/効率/人材育成/自身の成長を確認し次期や次年度の目標と繋がって行きます。
また、目標値修正や追加目標等、都度調整して行くことも行います。
それは継続的な成長を意味しますので非常に重要です。



まとめ



日々の成長がモチベーション維持や向上に直結します。
地道にやるだけではなく、目標を持って日々努力する事が重要です。
成長した結果、自信も持てるようになり、社内重要人材にもなっていきます。
それは
一般職の場合は方針管理の業務を行わない会社もあるかもしれませんが
自身のボーナス査定や昇給査定にはどんな事で貢献したかをアピールするのにも必要です。
それをキッカケに色んな課題にチャレンジ出来るようになります。
是非、目標を持って日々の仕事をしていきましょう!
コメント