身近なご質問/ご要望はこちらにご遠慮なくお願いします。

SMT/DIP実装講座の開催 ~基板実装工程の社員教育

SMT/DIP実装講座を開催することになり、その準備や実施に際しての工夫や苦労を振り返りながら、皆さんにも共感していただけるような内容をお伝えしたいと思います。
今回は、資料作成や講義構成、進め方の工夫、そしてアンケート結果を活かした改善方法について詳しく解説します。

皆さんも研修や講座を開催した経験があるかもしれませんが、参加者に分かりやすく伝えるためにどのような工夫をしましたか?その工夫は効果的でしたか?
今回の記事では、私が講師としてSMT/DIP実装講座を開催した際の経験をもとに、どのような工夫が役立ったのかをお伝えします。

まず、資料作成に関しては、自分がこれまで作成した資料を繋げて使用しようと考えていましたが、内容がシックリこないと感じ、最終的には最初から作成することにしました。
通常業務と並行しての資料作成は大変でしたが、丁寧に理解してもらえるように作成し、最終的には100ページを超える資料が完成しました。

講義構成にも工夫を凝らし、この講座の狙いを明確に伝えることや、各工程の結論を先に伝えてから詳細に説明することなど、参加者が飽きずに集中できるようにしました。
また、自分自身が楽しみながら講義を行うことで、参加者にも楽しさや興味が伝わることを意識しました。

そして、講座開催日には緊張しながらも、7時間半の時間を使って無事に講習を実施することができました。
アンケートを通じて得たフィードバックも大切にし、今後の講義やプレゼンに活かしていくことを目指しています。

この記事を通じて、皆さんが講座や研修の開催に際して、どのような工夫が効果的であるか、また、どのように改善していくことが大切であるかを理解いただければ

幸いだと思います。どんな研修や講座であっても、講師として参加者にとって魅力的で分かりやすい内容を提供することが大切です。
今回の私の経験を踏まえて、皆さんが今後の研修や講座に臨む際に参考になることがあれば幸いです。

さらに、この記事では私が講座を開催した際の具体的な工夫やアイデアも紹介しています。
例えば、休憩を1時間毎に設けることで参加者の疲れを軽減し、講義を面白く話すことで参加者の興味を引き続けることができました。
また、実際に経験した内容を盛り込みながら話すことで、よりリアルで具体的なイメージを与えることができたと感じています。

アンケート結果を活かすことも重要です。
アンケートを通じて得られた参加者の声を大切にし、次回以降の講座やプレゼンで改善していくことが大切です。
また、アンケート結果から自分の強みや改善点を見つけ出すことで、更に講師としてのスキルを磨くことができるでしょう。

最後に、この記事が皆さんの研修や講座開催に役立つヒントを提供できることを願っています。
研修や講座を開催する際には、参加者にとって分かりやすく、興味深い内容を提供することが大切です。
また、アンケート結果を活かし、講師としてのスキルを磨いていくことも忘れずに行ってください。
それぞれの工夫や努力が、より良い研修や講座を実現するための大切な一歩となることでしょう。

目次

社内研修の準備から実施まで

コロナ禍で一時帰休となった際、社内でSMT/DIP実装講座を開催し、私が講師を務めました。その経験を今回の記事で共有したいと思います。

結論から言うと、講座は無事に終了しましたが、そのためには準備期間や資料作成、進め方に工夫が必要でした。

まず、講座の概要です。
・準備期間:1カ月
・講座時間:1日(始業から定時まで)
・内容:SMT~DIP実装の管理項目
・受講人数:50名前後(製造部中心)

講座内容が専門的であるため、参加者が飽きずに集中できる工夫が必要でした。具体的には以下のように講義構成を考えました。

講座の目的を明確に伝える
電子材料と治工具の説明
SMT実装の仕組みと管理ポイント
DIP実装の仕組みと管理ポイント
社内の基板設計について
今後の基板設計の傾向
資料作成には、自分がこれまで作ったものを使い、新規作成が必要なものだけ追加しました。しかし、資料のつながりが不自然に感じ、最終的にはすべて新規で作成することにしました。

資料作成は通常業務と並行して行い、100ページ以上の資料が完成。その後、管理職へのレビューと修正を経て、講義の進め方や話し方を検討しました。

具体的な工夫は以下の通りです。
・各工程の結論を先に伝え、理由を丁寧に説明
・経験談を交えて話す
・楽しみながら講義を進める
・実験動画を公開
・休憩を1時間ごとに設ける
・できるだけ面白く話す

講座当日は緊張しましたが、上記の工夫を取り入れて7時間半の講習を無事に実施しました。

来週にはアンケート結果が出る予定で、それを次回の講義やプレゼンに活かしていきたたいと考えています。

まとめると、SMT/DIP実装講座の開催に向けて、資料作成や講義構成に工夫を凝らし、無事に講座を終えることができました。今回の経験から得た知見は以下の通りです。

・講座の目的や構成を明確にすること ・参加者が飽きずに集中できるよう、進め方や話し方に工夫を凝らすこと ・休憩時間や進行スピードを適切に設定し、参加者の理解度を確認しながら進めること ・アンケートを実施し、フィードバックを次回の講義やプレゼンに活かすこと

これらのポイントを押さえながら、今後も講義やプレゼンを行っていくことで、社内の技術向上や情報共有に貢献できると考えています。また、アンケート結果を受けて、さらなる改善点や新たな工夫を取り入れることで、より良い講座が提供できるように努力していきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【気が付いたら30年以上】
プリント基板量産: 8年
生産技術    :18年
営業技術    : 6年
【ブログ歴】  2021年6月開設
『プリント基板実装』や『ビジネス』などを発信しています。

コメント

コメントする

目次